幼稚園受験して良かった?メリットとデメリットを知ろう
幼稚園はできれば子どもとの相性がピッタリなところに行かせてあげたいですよね♪
そして、親ならば質の高い教育をしてくれる優秀な先生のいる幼稚園に入れたいと思うのが本音です。
ただ、そんな質の高い教育をしてくれる幼稚園、簡単に入れるわけがありません。人気の高い幼稚園に入園するためには、「幼稚園受験」で勝ち抜かなければならないのが現実です…( ;∀;)
人気が高い私立幼稚園だと、入園の倍率が10倍にもなるところもあります。しかし、まだ幼い我が子に幼稚園受験をさせるなんて、親のエゴなんじゃないか…、子供が伸び伸び育たないんじゃないか…と気になってしまいますよね。
そこで、幼稚園受験に迷うあなたに向けて、幼稚園受験のメリットとデメリットをご紹介します。実際に幼稚園受験を経験した方の感想も併せてご紹介しますので、幼稚園受験に迷っている方はぜひ参考になさってください♪
幼稚園受験には大きなメリットがあります
幼稚園受験では、子供も両親も一丸となって、合格を目指さなければなりません!それには、並々ならぬ覚悟と、それ相応の努力が必要になるのは当然です。
そこまでしても入園を勝ち取りたいと思うのには、多大なるメリットがあるからです。
幼稚園を受験することで得られる大きなメリットとしては以下があげられます♪
- 質の高い教育を受けられる
- 一貫教育を受けれられる
- 子供の受験負担の軽減ができる
- 安心した環境・級友の中で学べる
- 習い事や幼児教室に通いやすい
- 小学校受験に有利になる
では、幼稚園受験をすることで得られるメリットについて一つずつ見ていきましょう。
まず、私立幼稚園や、名門幼稚園には、優秀な幼稚園教諭が在籍しています。学習面だけでなく、精神面でも充実した教育を受けれられますし、行き届いたケアもしてもらえます。
次に、幼稚園から一貫した教育を受けられます。教育理念・教育方針が幼児期から一貫していることで安定した教育につながります。
また、幼稚園から内部進学で小学校、中学校へと進学できる幼稚園もあり、子供の受験負担を軽くするために幼稚園受験をさせる親御さんも少なくありません。
内部進学であれば、大きな環境の変化もなく、幼いころからの級友と共に切磋琢磨することができます。
さらに、私立幼稚園や名門幼稚園は、小学校受験を容認していることが多いので、幼児教室や、習い事なども通いやすいというメリットがあります。
また、志望小学校の受験対策として、情報が入手できる幼稚園を選ぶ親御さんもいらっしゃいます。
幼稚園受験で得られるメリットは、子供の将来をも左右するほど大きなもの なのです。
幼稚園受験のデメリットも必ず知っておきましょう
幼稚園受験は、メリットばかりではありません。幼稚園受験のメリットがときにはデメリットになることもあります。幼稚園受験を検討する前にデメリットもしっかり知っておきましょう。
まずは、幼稚園受験をするためには、親子で様々な準備をしなければなりません。子供の年齢が早ければ早いほど入念な準備ができるため、小さいうちから準備を始める必要があります。
次に私立幼稚園は、教育内容が充実している分、保育料もそれなりに高いのが現実です。有名私立ともなると、さらに高い保育料を払っていかなければなりません。
また、保育料以外にも、教材費や、冷暖房費などの費用がかかることも忘れてはいけません。
ただし、費用の点に関しては2019年10月に幼稚園無償化が始まったため、保護者の費用負担は軽くなっています。通う幼稚園によって負担額はことなるので、調べてみてくださいね♪
志望幼稚園に入園できたとしても、幼稚園に馴染めなかったり、環境の変化が無いことから、新鮮味を感じなくなったりするなどのデメリットもあるでしょう。
幼稚園受験は、それなりのデメリットが伴う ことも頭に入れておきましょう。
受験する幼稚園はどこがいい?5つの条件
幼少期のとても大事な時期を過ごすことになる幼稚園ですから、幼稚園選びは大変重要です。できることなら子供が毎日喜んで通える幼稚園に行かせてあげたいですよね♪
それに、学習面、生活面ともに環境が整った幼稚園で、優秀な先生から質の高い教育を受けさせたい。親であればそう望むのが当然です。
しかし、幼稚園選びの決め手となるのは、それだけではありません。そこで、受験幼稚園を選ぶ条件として大切な5項目をご紹介します。
①幼稚園の教育方針と家庭の教育方針がマッチするか
幼稚園の教育方針と、家庭の教育方針が同じであることは、最も大切な条件です。教育方針が違えば、先生が教えてくれたことが正しいのか、親が教えてくれたことが正しいのか、子どもは困惑してしまいます。
また、親としても、安心して子どもを幼稚園に任せられませんよね。そのため、家庭の教育方針と同じ幼稚園を選ぶようにしましょう。
幼稚園の教育方針は、幼稚園のホームページからも確認できますし、説明会や体験会などで直接先生から伺うこともできます。
②幼稚園の環境が子供に合っているか
幼稚園の環境が子どもに合っているかを見極めるためには、実際に幼稚園に足を運び見てみるのが一番です。特に注目すべき点が「掃除が行き届いているか」「先生の言葉や行動」「園児たちの様子」です。
隅々まで掃除が行き届いている幼稚園は園長の教育がきちんとできている証拠です。特に忘れがちになってしまうトイレの換気扇や、エアコンのフィルターなどをこっそり覗いてみましょう。埃がたまっているようなら、子どもに対する教育はその程度と言えます。
また、子どもに対する先生の言葉や行動にも注目しておきましょう。きちんと躾ができているのか、頭ごなしではなく、子どもが理解できるように説明してあげているのかなどを確かめておけるといいですね。
それに、園児が生き生きと笑顔で過ごせているかも見ておきましょう。表情が暗かったり、オドオドしていたり、子どもらしさが感じられないようなら、幼稚園の指導が厳し過ぎるのかもしれません!
③自宅からの距離や通いやすさはどうか
幼稚園への通園は毎日のことですから、距離が遠すぎると負担になってしまいます。幼稚園から通園バスが出ているなら送り迎えの負担はありませんが、近いに越したことはありません。
自宅から幼稚園までの距離が遠いと、幼稚園行事に保護者が参加しないといけないときが大変です。幼稚園によってさまざまな行事があるので、保護者が出席する行事は月に何回程度あるのかチェックしておきましょう♪
また、幼稚園周辺の交通状況もチェックしておくのも大事です。ヒヤッとする所があれば、別のルートを通れるか、安全対策はされているのか、直接幼稚園に確認するのも一つの手です。
歩いて通園できる距離であれば、実際に同じルート、同じ時間帯で歩いてみましょう。
④幼稚園にかかる費用はどれくらいか
幼稚園に通うには保育料の他にも色んな経費が必要になります。教材や、冷暖房費、お稽古代など、年間でどれくらいかかるか算出してみましょう。
予算内なら大丈夫ですが、予算オーバーしていたり、ギリギリという場合は、他の幼稚園を検討してもいいかもしれません。というのも、それ以外の経費として、保護者同士の交際費もかかってくることがあるからです。背伸びをしてても結局バレてしまいますので 身の丈に合った幼稚園を選ぶことが最善 です。
⑤弁当か?それとも給食か?
弁当か、給食かというのも幼稚園選びの条件です。毎日弁当であれば、園児たちはどんな弁当を持ってきているのか、体験保育などでチェックできるチャンスがあれば見てみましょう。
キャラ弁など凝った弁当を持ってきている園児が多いようなら、自分もキャラ弁を作る覚悟が必要です。
また、給食であれば、ぜひ給食を見せてもらいましょう。レトルトや、冷凍食品は使われていないかどうか、手作りの給食であるか、栄養士が在籍しているか、バランスの摂れた給食になっているかなどをチェックしましょう♪
幼稚園選びのポイントがなんとなく定まってくると、「本当にこれでいいのかな?」「先輩ママがどんな風に幼稚園を選んだのかを知りたい!」と思う人も多いかと思います。実際に私も幼稚園選びの時には、自分の考えが本当に正しいのかとても不安でした(> <)
そこで、以下の記事で私の幼稚園選びの際のポイントと実際に通わせている感想をまとめてみたました!ぜひ参考にしてみてください!
幼稚園のお受験ってどんなことをするの?
幼稚園のお受験ってものすごく難しそうなイメージがありますが、実際のところ幼稚園のお受験ではどのような試験が行われているのかわかりませんよね。
試験内容は受験する幼稚園によってもさまざまですが、一般的には、幼稚園受験で行われるのは「考査」と「面接」です。
面接は何となくイメージできると思いますが、考査ってどんなことをするの?という方も多いのではないでしょうか。ここでは、幼稚園受験の考査と面接について詳しくご紹介します。
幼稚園受験の面接の内容は?どんなことが聞かれる?
幼稚園受験では、ほとんどの幼稚園でおこなわれるのが面接です。昨今での面接は、父親・母親・子どもで受ける「親子面接」が主流になっています。幼稚園側が願書だけではわからない部分を把握するために行われるものです。
お受験と聞くと、難しい質問をされるのかと思いきや、そんなことはありません。質問をされることが多いです。たまにつっこんだ質問をされる幼稚園もありますが、難問を出されることはありませんので、緊張せず望むことが大切です。
面接では、親に対しても、さまざまな質問をされます。むしろ 幼稚園受験の面接は「親メイン」 と言っても過言ではない程、親の受け答えが重要です。
幼稚園によって重要視ポイントがさまざまですので、受験幼稚園が決まったなら、受験幼稚園の面接情報を収集しておきましょう。
幼稚園受験の考査の内容は?何を対策すればいいの?
考査は、子どもの「何ができて」「何ができないか」を幼稚園が確かめるためのテストです。点数が高ければいいというわけではなく、幼稚園に入園してやっていけるかどうかを計られるものです。
難しい計算問題が出たり、長文の文章問題がでたりといったことはありません。日頃の生活をきちんと送っていて、親の躾ができていれば、こなせることばかりです。
考査の一例として、「部屋に入室するときの挨拶」や、「初めて会った人ともきちんと会話ができるか」などがチェックされます。
しかし、考査内容も幼稚園によって見られるポイントがさまざまですので、受験幼稚園が決まれば、その幼稚園に合わせた受験対策をしておきましょう。
幼稚園受験には受験資格がいるの?
幼稚園受験の受験資格は2つです。
明確に定義されているわけではありませんが、ここでは「最低限これができないと」という2つの条件を紹介します♪
一つ目は「両親から離れられること」。
両親から離れられないと受験すらできませんので、日頃から練習しておくといいですね。
二つ目は「座っていられること」。
面接のときも、テストのときも、じっと座っておかなければならないので、日頃から落ち着いて座る練習をしておいたほうがいいでしょう。
この二つができる子でないと幼稚園受験は難しいです。しかし、どちらも日頃から親が躾していればできるものですから、まずは 親がお手本になって日々の生活で習慣化 していきましょう。
逆にいえば、この二つができていればあとはしっかり対策をすればどんな幼稚園でも受かる可能性が見えますよ♪
幼稚園受験した子の感想をご紹介!受験して良かった??
実際に幼稚園受験を経験された3組の親子の感想を見てみましょう。
私立幼稚園を受験したA親子 子供は甘えん坊の泣き虫タイプ
まずは率直に「幼稚園受験をして良かった」と思っています。それは、幼稚園受験を通して子どもの頑張りや、子どもの成長をハッキリと感じられたからです。幼稚園受験をしていなければ、感じることはできなかったと思います。
また、いつも私にベッタリで一人では何もできなかった娘が、受験当日「ママ、行ってくるね!」と言って一人で行ったんです。以前の娘からは想像もできない姿でした。成長した娘の姿が、本当に誇らしかったです。
私立幼稚園を受験をしたO親子 人懐っこタイプ
両親とも幼稚園の受験経験がなく、息子にも幼稚園受験なんてさせるつもりはありませんでした。
それが、体験教室で学んでいるときのあのキラキラした表情・・・。学ぶことが好きだったんだと初めて気付かされました。受験勉強を嫌がるどころか、楽しんでいる様子に母親である私も圧倒され、このままではいけないと身が引き締まりました。
この子の頑張りを無駄には出来ないと、私も必死になって勉強しました。親子で頑張ってきた日々は無駄ではありませんでした。
私立幼稚園を受験したR親子 大人しい頑張り屋さんタイプ
親子一丸となって幼稚園受験に臨み、見事私立幼稚園に合格できました。それは大変な道のりでしたが、頑張った甲斐があったとつくづく実感しております。
おかげさまで、経験豊かな先生方に恵まれ、上質な教育を受けることができています。先生方の愛情あふれる細やかな教育のおかげで、心身ともに豊かに成長しているのを感じます。
このような教育を受けるには、それなりにお金がかかりますが、それでも通わせたい幼稚園に入園できたことは本当に幸運でした。
まとめ 幼稚園を受験するのであれば、覚悟が必要です!
幼稚園受験をするなら、覚悟が必要です!
「私にできるかな?」「大変そう…」程度の思いでは合格はできません!「絶対的な覚悟」が必要です。それほど幼稚園受験は大変なものです。
しかし、その受験の先には子どものキラキラした未来があると思えば頑張れませんか?
どんなに有名な私立幼稚園でもアレ?っと思う部分があるかもしれませんし、どんなに無名な幼稚園でも素晴らしい先生に縁があるかもしれません。
あなたの目、そして子どもの目で実際に幼稚園を見て確かめ、心から「行きたい」と思える幼稚園が見つかれば、ぜひ受験に向けて準備を始めてみましょう♪
いくつかの幼稚園でどこを受験するかを迷ってしまう、なんてときには、もう一度、幼稚園選びのポイントに立ち返って考えてみてください★
あなたが幼稚園に何を求めているのかを明確にすることで、本当に受験させたい幼稚園が決めやすくなりますよ!
以下の記事では、より詳しく幼稚園選びのポイントについて解説しているので迷った時は参考にしてみてください。