幼稚園から英語を勉強させるべき?メリットとデメリットを詳しく解説!

英語教育のある幼稚園を見かけるけど、幼稚園では英語教育があるところに入れた方がいいの?
これからの時代は英語もより大切になりそうだし!
そんなお母さんたちの声を耳にします。子供たちの将来の事を考えると、英語は小さい頃から習わせたいと思いますよね。

とあるデータによると、英語教育に賛成する親御さんは増えていることも伺えます!

7割の子どもが、小学校就学前から英語教育を開始。英語力の高い母親は、かける費用も高く、4人に1人が月額1万円以上。子どもに英語教育をする目的は、「学校の英語授業で困らないように」
7割以上の母親が、小学校3年からの英語授業に賛成。反対は20人に1人
引用:marketing reserch camp 

 

2020年には小学校3年生から行われる英語の授業を意識して、幼児期から英語学習を始める子供達が増えているようです。

 

この記事を読めば

  • 幼稚園から英語を始めるメリット
  • 幼稚園から英語を始めるデメリット
  • 英語教育のある幼稚園の選び方のポイント

などがわかります。

 

英語教育は幼児期から始めるほど身になります!

将来の日本のグローバル化に向けて、そして子供たちの未来のためにも、英語教育についての参考になればと思います。

幼稚園から英語を始めるのにはメリットとデメリットがある!

幼稚園から英語を習っても理解できるのだろうか?日本語も完璧じゃないのに英語なんてしゃべれるようになるのだろうか?

初めての英語。お母さん、お父さん達は不安でいっぱいですよね。

幼稚園から英語を学ぶことにはメリットとデメリットがあります!

 

幼いころから英語と日本語を同時に習うことで、小学校から始まる英語の授業に自然に溶け込むことができ、将来バイリンガルを目指せます。反面、母国語の日本語の習得が遅くなってしまうという意見もあります。

 

それでは、以下で幼稚園から英語を学ぶメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう!

 

幼稚園から英語教育を受けるメリットとは?

幼稚園で英語を一生懸命勉強する子供達の授業風景

まずは、幼稚園から英語学習を始めることのメリットを見ていきましょう。

 

メリットは、人間の脳の発達と大きく関係しています。

子供の脳は、大人の脳に比べてスポンジのようにものすごい速さで物事を吸収するのです。

 

しかし子供の吸収能力に関して、言語を習得するのは8-13歳が限界で、それを過ぎると言語を自然に習得するのは難しいと言われています。

 

大人になってしまうと英語を習得するのには時間がかかり、英語をネイティブのように話せるようになるのは至難の業になってしまいます。脳みそがまだやわらかいうちに、小さい頃から英語を始めることで楽に英語を習得できるのです。

 

以下で、より具体的にメリットを確認してきましょう!

幼稚園から英語教育を受けるメリット①英語耳をやしなえる

英語耳という言葉を聞いたことがありませんか?英語耳とは英語の発音を正しくききとれる力の事を言います。

具体的に言うと、英語の発音と日本語の発音を聞き分けられ、英語独自のアクセントの違いを自然に認識できるようになることです。

 

英語教育のある幼稚園などを調べていると、良く出てくる言葉ですね。

なぜ、幼稚園の英語教育の中で英語耳の話が出てくるかというと、 英語耳は3-7歳で急速に発達するからです。

英語耳になれるかどうかは3-7歳、遅くても、9歳までに決まると言われており、それを過ぎると、努力してもなかなかネイティブのように聞き分けるのは難しくなるようです。

 

英語耳を鍛えるのは幼児期にしかできません。ネイティブレベルの英語力を身につけようと思ったら、幼少期に英語教育を受けるのが最適です。

 

幼稚園から英語教育を受けるメリット②人種への抵抗が少なくなる 

 

日本はひとつの民族で成り立っており、日本国民のほとんどが、同じ肌の色、髪の色、目の色をしています。そのため、大人の多くは外国の人と話すときには緊張してしまいますが、子供は違います。

 

子供には固定観念がありません。自分と肌の色が違くても、髪の色が違くても関係ないのです。そのため、外国の人と英語を話すことに対しても、抵抗なくなじむことができます。

 

例えば、幼稚園にいるネイティブの先生と会話をすることによって、人種の違いを全く意識することなく日本人以外とも接することができるようになるでしょう。

 

幼稚園から英語教育を受けるメリット③英語を英語として理解できる

 

幼児期から英語を勉強している子供は英語を日本語に置き換えて話をしません。

幼児期から英語に慣れている子供は、英語は英語、日本語は日本語として、分けて認識しています。英語で話しかけられれば英語で、頭の中で日本語に変換することなく、自然に応答できますし、英語耳も鍛えられているので、正しい発音で英語を話すことが出来るようになるのです!

 

これが大人になって英語を学んでも出来るようになりません。まず、どうしても、英語を日本語に置き換えて話してしまいます。そうすると日本語と英語では文法がまったく違うので頭のなかで混乱を招き、言葉がすんなり出てきてくれません。

 

日本人が英語は読めても話せないという人が多いですよね。

子供の頃から英語に触れていれば、英語を英語として理解し、自然と会話力まで身に付けることができます。

 

幼稚園から英語教育を受けるメリット④英語に抵抗がなくなる

 

幼児期から英語を学ばせると、英語に抵抗感なく楽しみながら学べことができます。

幼稚園などで、英語で遊んだり、歌ったりしているうちに、なんの抵抗もなく子供の頭に英語がはいっていきます。英語耳も鍛えられているので、英語の発音やイントネーションなど、考えずに正しい英語が口から出てきます。

 

そして小さい頃から英語に触れていると、小学校になって英語の授業が始まっても、基礎が出来ているので、スムーズに英語の勉強になじむ事が出来ます。

大人になってからや、学校の授業で英語を学ぶのに苦労した人は多いと思います。幼稚園では、抵抗感なく英語力の素地をつくることができるのです!

 

幼稚園から幼稚園から英語教育を受けるデメリットとは?

幼稚園から英語教育を受けるデメリットのへの字口の顔

幼児期から始める英語教育にはメリットが沢山ありますが、デメリットも存在します。

それは母国語の日本語を話す機会が減ることです。

 

英語のある幼稚園に行くと英語の学習量が増えて、英語は上手になりますが、その分友達とあそんだり、話するときも英語を使う事が多くなります。結果、母国語の日本語学習が必然的に少なくなります。

それに起因するデメリットがいくつかあるので、詳しくデメリットを解説していきます。

 

デメリット①アイデンティティが失われる可能性がある

英語教育を幼児期からはじめるデメリットの一つにアイデンティティが失われる可能性があることが、上げられます。

 

幼いころから英語教育に重点をおいていると、日本人としての自覚が薄れ、アイデンティティクライシスの可能性が出てきます。

アイデンティティクライシスとは日本人の場合、日本に生まれ育っているのに、日本社会にとけこめないことを言います。「英語は話すけれど、日本人」という、どこにも自分は所属できない精神不安定な感覚を言います。

 

アイデンティティクライシスを避けるためには 自分は日本人という自覚を持つことが大事です。 英語を習うと同時に家庭では日本語や日本の文化、習慣を身に着けることで、日本社会にも溶け込んでいけるようになるでしょう。

 

デメリット②英語も日本語も未熟なセミリンガルになる可能性がある

 

幼児期に英語教育を始めるにあたって、日本語と英語のセミリンガルにならないように気を付けなければいけません。

セミリンガルとは英語も日本語も日常会話レベルでは支障はないが、細かい文法などを習う学校の勉強に追いついていけなくなってしまうことをいいます。

 

友達の子供の話ですが、小さい頃は外国で育ち、幼少期を英語で過ごしてきました。そして小学校に入学と同時に日本に戻ってきました。親としては、まだ子供は小さいから日本語はすぐ覚えるはずと思ってましたが、小学校の授業についていけません。日本語の勉強をスタートするのが遅くなった分、同い年の勉強レベルにおいつけなくなっていたのです。結局、その子は日本語は諦めてしまいました。

 

バイリンガルに育てる為には、言語を覚えるための土台作りが大事になります。幼少期に英語も日本語も両方に土台作りとしてたくさん触れることで、同時に伸ばしていくことができるでしょう。

 

英語教育のある幼稚園の選び方のポイントは?

英語教育のある幼稚園でのかわいい子供達のおやつ風景

英語の幼稚園を選ぶときのポイントを説明します。

 

大事なことはまず、ご家庭の英語方針をはっきりさせておくことです。バイリンガルをめざすのか、英語に慣れてくれるだけでいいのか、上記で述べた、子供の英語のメリット、デメリットも考えながら、考慮すると、決めやすくなります。

 

いろいろなスタイルの幼稚園がありますが、初めに自分の意思をまとめておくと、行きたい幼稚園が自然と絞れてきます。

気になる幼稚園に関しては以下のチェックポイントを参考にして、幼稚園選びを進めていきましょう。

 

ポイント①:幼稚園の英語教育方針

気になる幼稚園の英語教育方針は一番に確認しましょう。

幼稚園によって英語教育方針がまったく違います。

一日中英語ですごすのか、お遊戯のときだけ英語なのか、週に何回英語の授業があるのか。一日に使う英語の量によって、子供の英語を覚える速さや量も違ってきます。

 

将来バイリンガルを目指す場合は毎日英語を使う幼稚園がいいと思いますし、慣れる程度でよいというのならお遊戯の時に英語を使う程度でよいかもしれません。

子供の将来を左右しますので、幼稚園の英語方針はしっかり確認しておきましょう。

 

ポイント②:日本語の教育方針

気になる幼稚園の日本語教育方針を確認しましょう。

英語の幼稚園における日本語教育はとても大事になってきます。

インターナショナルの幼稚園では、子供が将来自分達の国にもどっても困らないように徹底して英語だけの幼稚園もあります。

 

バイリンガルを目指す為に英語を毎日使う幼稚園に入ったとしても、その幼稚園に日本語の教育がなければ、小学校に上がるときなどに、セミリンガルになってしまう可能性も出てきます。また、将来アイデンティティクライシスをおこしてしまう心配もでてきてしまいます。日本語がおろそかにならないように、気になる幼稚園の日本語の教育方針もしっかり確認しておきましょう。

 

英語教育に関するポイント以外にも、幼稚園選びには様々な要素が関わってきますよね。英語教育以外の部分でも、幼稚園選びのポイントが知りたいという人も多いのではないでしょうか?

 

以下の記事では、幼稚園を選ぶ際のポイントについてまとめているのでぜひ参考にしてみてください!

 

参考記事:こどもに合う幼稚園って?魅力的で正しい幼稚園の選び方!

 

私が英語で苦労したことー大人になって英語の勉強を始めても遅いー

英語で旅行する女の子とトランク飛行場風景

ここで、私が過去に英語で苦労したことを少しお話したいと思います!

 

過去に私は英語を一生懸命勉強し、ある程度自信もついたのでガイドブック片手にアメリカに一人旅に出かけました。

しかし、あんなに旅行に行く前に勉強をしたつもりだったのに、トイレはどこですか?も通じません。レストランで、お水をください。も通じませんでした。相手はがんがん英語でしゃべり返しますが、まったく理解が出来ません。もうすっかりパニックでした。

 

あんなに、勉強したのに...と落ち込みました。自信はあったつもりでしたが残念ながら、勉強を始めたのが遅かったようです。大人になって英語の勉強を始めても簡単に話せるようにはならないようですね。

 

まとめ 幼稚園から英語の勉強をさせるべき?

幼稚園から英語を学ぶことに意気込む幼稚園児

私は、経験から英語は幼稚園から学ばせたほうがいいと思っています。

子供達の脳みそはスポンジです。吸収力の高い時期に英語を習うことができたらネイティブに近い英語が自然に身についていきます。

英語の基礎が幼稚園でできていれば、小学校での英語の授業も抵抗なく受けることができるでしょう。

 

これからの日本のグローバル化に向けて子供達の未来には 英語は必修 になってきます。受験や、仕事でも英語が出来ることで、行ける学校や将来つきたい仕事の幅が広がります

私も身をもって痛感しましたが、大人になってからの英語の勉強は大変です。使えるようになるまで、相当の努力が必要です。

 

英語教育の重要性は分かったけど、実際に英語教育のある園に通わせている人の声も知りたい、という人もいるんじゃないでしょうか?

実は私自身も、子どもを英語教育のある園に通わせているんです★

 

以下の記事では、私が子どもに今の幼稚園を選んだ理由と感想をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!

関連記事横浜にあるやまた幼保園はどんな幼稚園?評判や特徴を徹底解説!

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